興居島の秋祭りからの~、絶景夕日!

  

ごごQ    イマナニ体験レポート

波に揺れる足場を踏んばって!船踊り

生まれも育ちも興居島(ごごしま)の、ごごQです。心配していた台風直撃をまぬがれて、無事に興居島の秋祭りが行われました。興居島の秋祭りといえば、「船踊り(ふなおどり)」です。海に浮かべた「台船」の上で、太鼓のリズムに合わせて時代絵巻が繰り広げられます。始まりは、源平合戦に出かけていった水軍が、戦から帰って来て、戦いの様子を浜辺で踊ってみせたのが由来と言われています。それが、江戸時代になって歌舞伎の要素が加わって今の形になったそうですが、台詞は無いままで、踊りだけで物語を表現します。
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島の海岸のあちらこちらに祭りののぼり
島の海岸のあちらこちらに祭りののぼり 興居島の氏神様、わけひめ神社 興居島中のお神輿が神社前に集まります 船越港横に、台船がスタンバイ 演者さん勢ぞろい。いよいよ始まります!
近年は、由良地区と泊地区で交互に担当し、今年は由良地区でした。由良地区は、おおもとの水軍と海賊の戦いの物語を毎回踊ります。今年は、「けんがい」と「ぼんでん」の踊りからスタートしました。代々小学生が踊っていて、こうやって順々に伝統が受け継がれていくんだなあ、と感慨深かったです。しかし、現代っ子は肝が太い!!踊る前に、対岸の観客側に笑顔で手を振る余裕っぷり。何かと本番前に緊張しまくっていた自分の幼い頃を思い出し比べて、感心しきり。そして、クライマックスは、水軍役の女の子が二本の刀(木刀)の上に立ってポーズを決めるところですが、今年は写真のタイミングが合わず、うまく撮れませんでした。
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船踊りのシーン①
船踊りのシーン① 船踊りのシーン② けんがい。小学生男子。 ぼんでん。小学生女子。

船踊り後は、秋の夕日

船踊りの上演は同じものが2回行われ、その間に興居島中学校の生徒による水軍太鼓も披露されます。水軍太鼓は、船踊りのリズムをもとに作られたものです。幼い頃に染みついた記憶ってすごいものです。私は、小学校5,6年の運動会で練習しただけの船踊りの基本形を、今でもまだおぼえていて踊れます。2人1組で、刀や日の丸扇子を使うところも。いろいろな経験が、全て自分の一部になっている、とあらためて強く感じるこの頃です。興居島だからこそできる経験を、今の子も、これからの島っ子も、積み重ねていって欲しいです。
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水軍太鼓のシーン①
水軍太鼓のシーン① 水軍太鼓のシーン② 合間に演者の人に声をかけて、記念撮影もできますよ!
そして、船踊りが終わっても、もう少し興居島で、のんびり滞在して帰って欲しいです。船越から峠を一つ越えるだけで、素敵な夕日が見えるんです。夏も海水浴所としてにぎわう鷲ヶ巣海岸ですが、島と島の間に沈む夕日が見えるタイミングは、春と秋だけなんです。夏よりも日が暮れる時間は早いですし、100均で予めバドミントンセットやシャボン玉セットを購入して遊んで過ごしていれば、あっという間ですよ。いい景色は、やっぱり生で体感するのが一番!!ちなみに、農家の人には昔から、「夏の夕焼け畔を切れ。秋の夕焼け鎌をとげ。」という言葉が伝わっています。秋の夕焼けを見て、明日へのパワーにして下さい。
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バドミントンセット
バドミントンセット シャボン玉セット 草笛を作って吹いても遊べますよ! どんどん沈んでく~! 瀬戸内の夕日。絶景!!
昨年は、西日本豪雨の被害を受け、船踊りは中止されました。私が小学生のときの、通称「りんご台風」での被害以来のことでした。これからも、船踊りが絶えることなく続くことを祈っています。伝統を続ける一方で、新たな試みとして、恐れ多いことですが、市川海老蔵さんに創作船踊りをぜひ興居島で踊って欲しいのです。船踊りのリズムに、海老蔵さんの「みえ」が加わって、どんな化学反応が起きるのか。願いはいつか叶う。そして、それは声を大にして宣言してまわることから始まる。どこかで読んだ「夢を叶えるメソッド」を、少しだけ信じてみたく、この場をお借りしたのでした。
興居島の船踊り
開催日/10月5日(土)
開催場所/松山市興居島船越わけひめ神社前(愛媛県松山市泊町船越)
問い合わせ先/松山市興居島支所 TEL.089-961-2001
reported by ごごQ