あかがねミュージアムには新居浜が詰まっている

  

千    イマナニ体験レポート

年月とともに姿を変えていく美術館

こんにちは、美術館や博物館が大好きな千です。
今回は地元新居浜の「あかがねミュージアム」に行ってきました。

これまでにも何度か行ったことあるのですが、じっくりと見て回ったのは今回が初めて。
色々と新しい発見もありましたよ。

ちなみに私が個人的に一番素晴らしいと感じているのは、この外観なんです。
銅山で発展した新居浜にちなんで、建物は山並みをイメージした曲線を描き、外壁には銅板が張られているそうです。

これだけでも十分に美しいのですが、このミュージアムの真骨頂は「年月とともに姿を変えていく」ということだと思っています。
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よく見ると石の入った籠になっている壁
よく見ると石の入った籠になっている壁 下の方は植物に覆われ始めています 少しずつ色を変えていく美術館。前方に広がる芝生との対比が美しい ここは野外ライブ会場にもなるそうです 息子は広々とした芝生で走り回ってご機嫌でした
銅は時の経過とともに酸化が進むため、色が少しずつ変化していきます。

また建物や外構の一部には蛇篭と呼ばれる、金網かごに石が詰まったものが据えられているのですが、これには植物がからみだんだんと緑に覆われていく……なんて素敵な仕掛けだと思いませんか?
10年後、20年後……100年後の姿に思いを馳せられるこの建物が、私はとても好きです。

ミュージアムの中に入ると、中も凝った造りになっているのがわかりますよ。
各所の造形美を感じながら展示物を見て回りました。
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美しい造りの屋内ステージ
美しい造りの屋内ステージ 角度を変えるとまた見え方も変わります。 新居浜ギャラリーでは工都ならではの展示内容があります 今は新居浜の橋特集をやっていました

新居浜と言えば……やっぱり太鼓台!

新居浜といえば、太鼓台祭りと答える方が多いのではないでしょうか。

常設の「太鼓台ミュージアム」では本物を間近で見られるのが最大のポイント!お祭り中はなかなか近寄れないので、細かい装飾をじっくり観察できたのは貴重な体験でした。
布団締めの豪華な刺繍はもちろんのこと、かき棒が思っている以上に重量感があり、こんなものを担いでいるのかと改めて驚いてみたり。

ミュージアム内には大正時代に作られた太鼓台もあって、当時から祭りが華やかだったことを感じさせてくれます。
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本物の太鼓台が間近で見られます。
本物の太鼓台が間近で見られます。 太鼓台のシンボルとも言える立龍。この迫力! 豪華絢爛と呼ぶにふさわしい造りです。 法被などのほか、祭りの画像も見ることができました。 大正時代の太鼓台も展示されていました。100年前も既に豪華!
残念ながら新型コロナウィルスの影響で、大規模な企画展は現在延期中です。

その代わり新居浜の美術コレクションの中から、旅をテーマにした特別展『旅する絵画』が無料開催されていました。
世界を旅する、日本を旅する、時空を旅する……それぞれの絵画を眺め、遠い地を思い浮かべながらゆったりとした時間を過ごせましたよ。

ショップでは新居浜やミュージアムにちなんだお土産がたくさん並んでいました。
個人的にその存在を知らなかった新居浜ガラスが素敵で、ついつい見入ってしまいました。
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お土産も充実のラインナップでした。
お土産も充実のラインナップでした。 お祭りグッズがずらり。むしろ地元の人が喜びそう。 その存在を知らなかった新居浜ガラス。心惹かれました…! 一度は食べてみてほしい別子飴。やさしい味なんです。 アンデス文明展をきっかけにペルーからやってきたアルパカくん
その他、密かな人気を誇るCuカフェに行きたかったのですが、現在改装中でお休みでした。
以前ここで食べた抹茶パフェが美味しかったので、またいつか行きたいです。

今や新居浜のシンボル的存在となった、あかがねミュージアム。
新居浜を知らない人はもちろんのこと、新居浜に住んでいる人でも新たな発見があるのではないでしょうか。

新型コロナウィルスが落ち着いたら大規模な企画展もやるようなので、楽しみに待とうと思います。
あかがねミュージアム
開催時間/美術館・太鼓台ミュージアム 9:30~17:00 多目的ホール 9:30~22:00 など 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日以降の休日でない日)、年末年始
開催場所/あかがねミュージアム(愛媛県新居浜市坂井町二丁目8番1号)
駐車場/普通130台・障害者用8台
料金/展示による
問い合わせ先/あかがねミュージアム TEL.0897-31-0305
URL/http://www.akaganemuseum.jp/
reported by 千