遊覧船でゆったり、臥龍山荘見学のはずが…

  

味噌煮    イマナニ体験レポート

肱川の穏やかな流れと和風建築の美を堪能

こんにちは、味噌煮です。
今日はちょっと遠出して、大洲市へお出かけしてきました!というのも…肱川のほとりに佇む「臥龍山荘」を遊覧船で眺めることができるイベント「臥龍の渡し」を体感しようと思ったのです!

川の上から望む和風建築の粋を凝らした建物…とても写真映えしそうではないですか!
これは楽しみです!
というわけで、いそいそと船着場へ急ぎます。
01_臥龍の渡し
船着場の遊覧船。この遊覧船は、6月からの鵜飼シーズンの時にも使われる屋形船です。

さぁ遊覧船が見えました!
よし、乗り込もう!と思ったのですが…船頭さんがいらっしゃらない。

あれ?なぜ?臥龍の渡しは4月1日に始まったはず…と、周りを見てみると…
『本日の「臥龍の渡し」は強風・増水のため中止いたします。』

との立て看板が!えぇぇ!なんですって…。
こんなに流れが穏やかで静かなのに…。
確かに前日は、松山市内でもかなり強い風が吹いていました。
朝もちょっと風が強かったので、残念ながら運休というのも仕方ないですね。
02_臥龍の渡し
天候次第で運休になりますので、事前に電話確認した方が良いかもしれません。

臥龍山荘、初体験!

遊覧船からの眺望は見られなかったですが、せっかく来たのですから臥龍山荘をじっくり見学してみましょう!
実は私、臥龍山荘は初訪問。

古い建物ということは知ってましたが、どんな経緯で造られたものかは全くの白紙。
ということで見学してきましたが…いや、すごいです!

和風建築の粋を凝らした造りが、壁紙、襖の引き手、欄間、板の間、そして畳の下にまで施されています!
スタッフの方にいろいろと説明いただき、とても感銘を受けました。
ほぉ、なるほど、すごい!の連発、でした。
03_臥龍の渡し
手前の建物が臥龍院。隅々まで整えられた庭園を進み他の建物も巡りましょう。

山荘内を見学しながらいろいろな写真を撮りましたが、どこもかしこも美しい。
日本の心、日本人の心象風景の原点を再確認できるような、心洗われる場所でした。

春の今は新緑の美しさが、秋は紅葉の色鮮やかさでまた楽しませてくれることでしょう。
また一つ、愛媛で好きな場所・もう一度行きたい場所ができました。

庭園奥の不老庵でお茶のサービスをしていました(4月〜10月の日・祝日、10時〜16時)ので、一服いただきました。
都会の喧騒から離れ、木々のざわめき、小鳥のさえずり、肱川の流れ、そよぐ風に身を委ねつつの一服。

すごくリフレッシュできたひと時でした。
仕事でちょっと疲れたな…という方、ぜひ一度お出かけしてみてください。
04_臥龍の渡し
写真好きな人ももちろん楽しめますよ。意外と若い方も多く来られていました。
鵜飼シーズンの大洲・肱川も楽しそうですが、遊覧船で巡ることができるのは4・5月の今だけ!天候にも左右されますが、機会があればぜひ遊覧船めぐりをお楽しみください。
私も…なんとかリベンジしたい!です。

[臥龍山荘]
住所/愛媛県大洲市大洲411-2
問い合わせ先(電話番号)/大洲市役所・臥龍山荘 (0893-24-3759)
営業時間/9:00〜17:00(札止め16:30、平成30年6月11日〜16日は庭園手入れのため入場不可)
料金/大人500円、小人200円
URL/http://www.oozukankou.jp/kanko-o2.html

[おまけ]
臥龍の渡し船着場からの風景を、全天球パノラマ写真でご覧ください。

愛媛県大洲市の臥龍の渡し。肱川の流れをのんびり感じることがてきる観光遊覧船。重要文化財「臥龍山荘」の佇まいを川の上から眺めることができます(強風や増水により運行中止の場合があります)。 – Spherical Image – RICOH THETA

臥龍の渡し
開催日/4月1日(日)〜5月27日(日)
開催時間/期間中の日曜・祝日
開催場所/大洲市・肱川(臥龍山荘下船着場)(愛媛県大洲市大洲411-2)
料金/大人300円、小人100円
問い合わせ先/大洲観光総合案内所 TEL.0893-57-6655
URL/http://www.oozukankou.jp/kantai-o2.html
reported by 味噌煮