今年も大盛況! 『椿まつり』

  

みほ    イマナニ体験レポート

縁起開運と商売繁盛を願って

初めまして、みほです。2月11日(月・祝)・12日(火)・13日(水)の日程で行われた『椿まつり』に行ってきました。結婚してから毎年欠かさず訪れているので、今年でなんと14回目!毎年凍えるような寒さの中、歩行者天国となった1kmの道を歩くのですが…。今年は『椿まつり』でよく使われている「伊予路に春を呼ぶ」の言葉にピッタリなお天気で嬉しかったです。3日間で約50万人が参拝に訪れるまつりですから、祝日(11日)の昼間は避け、17時頃に到着。人の出入りは比較的のんびりで、ゆっくりとした時間を過ごせました。ちなみに昼はものすごい人出だったそうですよ~。
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縁起開運と商売繁盛を願いつつ、ずらりと並ぶ露店にドキドキ。
縁起開運と商売繁盛を願いつつ、ずらりと並ぶ露店にドキドキ。 昨年登場した水煎包(すいちぇんぽお)は、今年も行列がズラリ。 毎年恒例!東京カステラの大行列。 『お好み鉄板 すみれ』の「えーかお焼」は絶品! 家族でわけっこ。 今年から、喫煙スペースが設けられていましたよ~。
皆さん、どこの露店がおいしい&人気があるのかをよくご存じ。『椿まつり』に関しては、行列ができているお店はアタリだと思います。私もいくつか並びましたよ~。そして子どもたちが一番楽しみにしていたくじ引きですが、今年はウサギの耳がついているかぶり物の露店ばかり。しかも、そのかぶり物をかぶって歩いている子が全然いなかったので「当たらないだろう」と予想し、くじ引きは断念。子どもたちの興味は一気に食へ。毎年、神戸牛を購入していた露店が無くなっていたので、新規開拓ということでお肉を売っている露店を数か所見て周りました。こういうのも『椿まつり』の醍醐味。露店の数が約800店もあるので、「あっちにする?」「いや、こっちのほうがおいしそう」だなんて、家族みんなで大盛り上がりです。
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仙台名物の厚切り塩タン。パックにたくさん詰めてくれました!
仙台名物の厚切り塩タン。パックにたくさん詰めてくれました! ここの露店は、注文してから目の前でジュ~ッと焼いてくれます。 韓国風アメリカンドッグ・チーズハットグは、長女のリクエスト。 大阪堂島のひとくちかすてらは、甘みが絶妙。冷めてもおいしい◎。 『椿まつり』といえば、おたやん飴。お土産にもオススメです。

参道の賑やかさから一変。境内は厳かな雰囲気

『椿神社』の正式名称は『伊豫豆比古命神社(いよずひこのみことじんじゃ)』といいます。2000年以上の歴史をも持つ、縁起開運や商売繁盛の神様です。神社の入り口付近でのみ売られている縁起物は、熊手→ざる→俵→船→扇という順番で購入していきます。6年目からはサイズをアップし、再び熊手から。今年も、ものすごく大きなサイズの縁起物を担いでいる人を見かけましたよ。我が家は商売をしていないので縁起物とは無縁。参拝を終えた後、大人は交通安全のお守りを。子どもたちには学業のお守りを購入して境内を後にしました。
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たくさんの人がいるのに、境内は厳かな空気に包まれています。
たくさんの人がいるのに、境内は厳かな空気に包まれています。 テレビの取材を受けている縁起物店も! 星の数ほどある願い事。3つに絞りながら順番待ち。 『椿神社』には子ども用のおみくじもありますよ。 破魔矢を購入している人も見かけました。
昨年度のお守りを返納し、ここで一度トイレ休憩。神社の駐車場にあるトイレにはおむつ替えスペースがあるので、子どもが小さいときはよく利用していました。交番も近くにあるので安心。注意を促すアナウンスも随時流れていましたし、安全対策は年々強化されているように感じます。日本酒とおでんでホッと一息つきながら、家族団らん。お店の人と他愛ない会話をしたり、隣に座っていたご家族と仲良くなったり。楽しい時間はアッという間に過ぎていきますね…。次の日が学校だったので、20時には席を立ちましたが、参道付近にある有料駐車場には、まだまだ車が入っていました。実は最終日の夜にもちょっとだけ友人と訪れたのですが、初日より最終日の方が賑わっていた気も。商品の値段を下げている露店もいくつかありましたよ。
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返納したお守りは、祓い清められ、焼納されるそうです。
返納したお守りは、祓い清められ、焼納されるそうです。 我が家一押しの露天は『魚力』さんの焼きいか! テーブル席には、ハサミやティッシュも用意してくれています。 大洲市で採れたいちごを使用した大福。県産の商品、大好きです。 夜は電球ソーダが映えますね~! お酒入りも売っていました。
3時間ほどの滞在でしたが、内容の濃い、満足感のある『椿まつり』になりました。心残りといえば、中日に行われる『お忍びの渡御(おしのびのとぎょ)』を見ることができなかったことでしょうか。揃いの衣装を身につけた大勢の男の人たちが、金色の神輿を回す姿は圧巻かつ華やか! 来年は時間を合わせて見に行きたいです。最初は夫婦2人で訪れていた『椿まつり』も、今では5人。安産を願った年もあれば、子どもたちに手がかかりすぎて「もう二度と行かない!」と決意した年もありました…。でも、そんなアレコレも今となってはいい思い出です。まだ『椿まつり』を訪れたことがない人は、家族の思い出作りにぜひ訪れてみてくださいね~。
椿まつり
開催日/2019年2月11日(月)~2月13日(水)
開催場所/伊豫豆比古命神社(椿神社)(愛媛県松山市居相2-2-1)
問い合わせ先/伊豫豆比古命神社(椿神社) TEL.089-956-0321
URL/http://www.tubaki.or.jp/
reported by みほ